商店建築4月号

商店建築2024年4月号に『ドトール珈琲店 綱島西口店』が掲載されています。

こちらのお店にて特殊塗装・ラインアート施工での参加をさせて頂きました。

(アーティーズのクレジットも記載頂きありがとうございます!)

店内のゆったりとした様子が堪能できる写真や、設計ご担当者による紹介テキストも掲載されています。

皆様ぜひお見逃しなく!

【商店建築2024年4月号情報はこちら】

【本サイトでの施工事例ご紹介はこちら】

サッポロビール園…!

先日、現場施工のために札幌出張に行って参りました。

前回アーティーズが北海道に出張した際は11月に加えて雪が降っていましたが、

今回は6月と爽やかな気候の中での出張となりました。

JR札幌駅からつながる地下商業施設『アピア』内に新店舗をオープンされる『Pasco夢パン工房』さんにて、

店内の壁画描画、それに伴う原画制作、

同じく店内に掲示されるグラフィックとピクチャーフレーム(グラフィック制作+フレーム制作)

こちらの施工に参りました。

壁画については、

左官仕上げ壁面とレンガ張りの柱それぞれに描画しました。

それぞれ凹凸面のある壁なので慎重にペイント。

手描き感を感じるペイントになっていればと思います。

今回原画も制作しました。

小麦をモチーフにしたラインアートになります。

(画像でご紹介できずすみません…)

追記:Worksに事例を公開いたしました!


壁面に掲示されるピクチャーフレームとグラフィックも制作・取り付けをしました。

グラフィックについては和紙にプリントしたマットな仕上がりになっています。

フレーム部分はアーティーズ手作りになっており、

浮造りをかけ木目を強調し、オイルステイン塗装で仕上げたものになります。

表面撮れませんでした…裏面に設置用の金具を取り付けています。

店舗の完成とオープンをしばらく見に行けないのが残念ですが、

今後公開される店舗情報を楽しみに待っていようと思います。

札幌地域に訪れる機会がある方はぜひお店に行ってみてはいかがでしょうか。

↓過去に原画制作とラインアートでの描画施工した際の施工事例もよろしければ御覧ください。

※Worksのページに移動します。

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八王子の坂本呉服店様。サイズ:1200×900mm、500×420mm

着物やアクセサリーなどをインスタグラムや広告で撮影する際に、

耐久性、撥水性もある金属板風のエイジング加工の背景板が欲しいとのことで、当社にオーダーいただきました。

制作の途中でお好みの色やムラをご確認いただきご希望の色味で仕上げました。

色や加工、風合いはお好みでご指定いただけます。

ほかのお店とはかぶらない、オリジナルの背景板をご希望のかたは、ぜひお気軽にご相談ください。

https://www.instagram.com/sakamoto529/

#坂本呉服店 #着物 #撮影 #背景

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こんにちは、アーティーズのふくもとです。

普段いろいろな種類のアート制作施工をしていますが、

今回は『エイジング塗装』について、各キーワードに注目しながらご紹介していきます。

いつも見ていた雑貨やお店の壁面も実はエイジング塗装なのか~と、身近に感じられるきっかけになればと思います。

それではご覧ください。

(2020-10-05:一部加筆しました)

今回のキーワード:エイジング塗装

初回ということでまずはここから!

『エイジング』『エージング』という言葉は様々な業界で使われる場合が多いですね。

業種によって意味合いも変わってきますが、時間が経過する様子が含まれていると思います。

私たちの業種で『エイジング塗装』と使われる場合は

『素材が経年変化した様子を模した塗装』になります。

木材や金属が古くなったりサビていったりと、新品の材料だった時から年月が経つことで表情を変えていきますよね。

この経年変化を塗装で表現する、というのがエイジング塗装の基本部分となります。

関連キーワード

近い意味合いのキーワードとして以下のようなワードが挙げられるでしょうか。

アンティーク加工、ビンテージ加工、フェイク加工、シャビー、汚し塗装、ウェザリング、ダメージ加工、エイジング加工(塗装ではなく加工が主たる技として)

 

家具、雑貨、プラモデル、車、服、映画のセット制作など、業種で使われるキーワードが異なってきますが、気持ちは一緒ですね。たぶん。

新しかった素材に、長い時間を重ねたかのような表情を加えることで付加価値を付ける、といった作業がエイジング塗装なのです。

上記にフェイク加工も挙げましたが、ベースが全く違う素材から塗装を始める場合もあります。

真っ白な壁を少しサビが入った黒皮鉄板風に塗装して、ガラリと雰囲気を変えることも可能です。

全く違う素材に見せる場合は、塗装前の素材の選択や下地処理などから慎重に選択して、

より本物らしく見えるような工夫が必要となります。

こんなところにエイジング塗装

実際にエイジング塗装がされている事例を簡単にご紹介します。

店舗の壁面、家具什器、扉など

カフェ、レストラン、居酒屋、アパレルショップ、ヘアサロンなどの壁面をよーく見ると、塗装だったりします。

重そうな鉄の壁、風化した板壁などを、エイジング塗装によって表現していたりしています。

手に取る商品の棚が風合いある表情だったりしたら、もしかしたら塗装が入っているかもしれません。

ディスプレイオブジェ

イベントやウインドウの中で、商品を引き立てるオブジェなんかもエイジング塗装してあるものがあります。

遊園地のアトラクションにも取り入れられています。

看板

お店の顔となる看板をこだわりたい場合にもエイジング塗装の出番ですね。

新装開店の日から、古く見える看板を掲げることができます。

本物の素材で制作したら朽ち果てる速度が早そうな看板でも、

塗装で制作することで制作時の見た目を長く保つことができることが可能になります。

本物の素材とのエイジング塗装

とはいえ、本物の素材はやっぱり良いわけです。

長年使われている重厚感のある鉄製の扉、原木から切り出された一枚板でできた使い込まれたテーブル、

本当に長い時を経たことでアンティーク家具…

最高ですよね。ぜひ自分のお店や自宅に置きたいですよね。

しかし、そんな本物のアイテムには数に限りがあります。

探し出すために多くの時間を費やすかもしれません。

もちろん、探し出すことを否定する気持ちは全くありません。

歴史が詰まったアイテムをお店に置くことで、大事なアクセントができ、品格が高まります。

ここで言いたいのは、このような素敵なモノたちを置きたいという理想を実現させるために、

エイジング塗装がお手伝いできるかもしれないということです。

演出したいイメージを伺います

あの歴史あるお店にあるような門扉を自分のお店にも設置したい、

あの古い家にあるような家具と一緒に生活したい、

その演出のためにエイジング塗装を取り入れてみるのはいかがでしょうか?

お客様からヒヤリングを行いながらお持ちの理想イメージを伺いして、画像資料などで方向性を検討、施工することが可能です。

また、実際にアンティーク家具などをお持ちで、それに合う空間を作りたい、という場合もエイジング塗装を活かすことができます。

本物の素材とエイジング塗装は、こうして同居させることも可能なのです。

ここには本物のアンティーク家具置いて、こちらにはエイジング塗装でテイストを合わせた壁面を制作、と計画していくことで相乗効果が生まれ、

イメージしていた空間づくりを更に実現させることができるかもしれません。

まとめ

まずは初回ということでエイジング塗装の基本部分に触れていきました。

もっと具体的なご説明を求めていた方すみません。今後また掘り下げて補足していきたいと思います(汗)

今回エイジング塗装を取り上げましたが、もっと細分化していくと、

古材風塗装、金属風塗装、モルタル風塗装など枝分かれしていきますし、

金属風の中でも鉄風、緑青風、シルバー風、真鍮風など、各金属の風合いに注目していくことができます。

また、サビ(錆)、ひび割れ、クラック、虫食い穴、浮造り、などなど、ダメージ加工系についても触れてご紹介できればと思います。

アーティーズでは他にも壁画制作やオブジェ制作もしており、それらを総合して内外装のトータルコーディネートも承っております。

ご興味ある方はぜひ施工事例や会社紹介ページもご覧下さいませ。

こちらからどうぞ

施工事例

会社紹介

それでは駄文ながら『エイジング塗装』についてのご紹介でした。

 

それではまた次回ブログにてよろしくお願いします。

(ふくもと)

 

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